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2023.11.28

外国人材受入の苦労・注意点【国際情報ビジネス協同組合】

外国人材採用の専門家をゲストとしてお迎えして「外国人材フォローの在り方」について、学ばせて頂くインタビュー企画「笑顔と信頼で世界をつなぐ」。

今回は、国際情報ビジネス協同組合の宍戸  理事をお招きし【外国人材受入の苦労・注意点】について伺います。このインタビューをご覧になる皆様にとって「外国人材採用が、より身近に感じた!」「外国人技能実習生が、日本でイキイキと働ける、笑顔の職場とは何か?考えるきっかけになった!」そんな気持ちになれる方が一人でも増えると嬉しく思います。

外国人材受入の苦労・注意点

外国人材の受入に関する苦労や注意点について伺います。

自治体が持っている住居を安く提供して頂くサポート

-Q1.【外国人材受入の苦労・注意点】外国人技能実習生の定着のために、自治体から、何か、サポートがあると助かりますか?

技能実習生が地方に定着しないのは待遇面の問題です。本人が「長く働きたい、日本で働きたい。」と思っていても、「やはりこの待遇ではちょっと難しいよね。」と、大都市圏の介護施設に、どうしても移ってしまうことがあります。それを解決するためには、その介護施設だけの問題ではなくて、自治体を含めたサポートが、どうしても必要になってくるのではないかなと、最近、特に感じています。

介護施設の皆さんが一番悩むのは、やっぱり経費の問題です。お給料は何とかできるのだけれど、宿泊費等の、寮の対応経費がなかなか難しいというお話があります。そういう経費の部分について、自治体の方から補助を出していただくとか、自治体が持っている住居を安く提供していただくといった、具体的な策があると、介護施設の皆さんが、技能実習生を受け入れようかという流れに、もう少しなるのかなと思います。外国人技能実習生を受け入れることの金銭的な負担を少しでも軽減できるサポートがあると良いと思います。

また、弊組合のある岩手県内では、地域によって介護人材に対する危機感の度合いが違います。例えば、都市部の介護施設の皆さんは、「まだ人材は日本人でも集まる。大丈夫じゃないか?」っていうふうに考えてらっしゃる方が多い一方で、都市部以外では、非常に高齢化が進んでいて人材を確保することが難しく「もうこれは外国人に頼らないと施設が存在できない」という危機感をお持ちの方が多いです。

-Q2.【外国人材受入の苦労・注意点】これまでに、自治体と連携された、具体事例はありますか?

我々の日本語学科の卒業生が経営する会社では、ベトナムのダナン市の大学と日本の自治体※が連携して介護人材を提供しています。この卒業生からは「先生のところ、岩手県でもそういうことできないのですか?」という要望・意見をもらっていますが、なかなか県の担当の方とお話をしても、すんなりとは進まない。そういうところがちょっと歯がゆい感じはします。(※横浜市の事例 長崎市の事例

技能実習生のネガティブなイメージが先行しすぎ

-Q3.【外国人材受入の苦労・注意点】地方の介護施設は、外国人技能実習生の受入れに、消極的な意見がありますか?

介護施設長さんや、社長さんは受け入れたいと思っているけれど、職員の皆さんに「外国人材受入れについて、どうだろうか?」って伺ったときに、職員の皆さんから反対があって、負担が増えるとかですね。コミュニケーション取れるのか?とか、そういうふうな不安があって、反対されて断念したっていうところもあります。受け入れる側としてはすごく不安があるのだと思います。

それの背景としては、マスコミ等で取り上げられている実習生の悪いニュースが、そういう人たちに来られたら、ちょっと困るじゃない。という思い込みもあるのかなと思います。

我々は、最初にとても真面目で優秀なベトナムの留学生を受け入れたという実績があるので、留学生に対しては、とても信頼感が高いですが、今いろいろニュースを聞いている方たちからすると、技能実習生=「逃げる」「罪を犯す」というような刷り込みがちょっとあるのではないかな?という感じがあります。実習生に対するネガティブなイメージが先行しすぎているのかな?というのもあります。

お給料の基本給や残業時間が多いといったところの比較になると都市部に魅力を感じる

-Q4.【外国人材受入の苦労・注意点】外国人技能実習生は、なぜ?地方より都会の介護施設に魅力を感じるのでしょうか?

我々としては「できれば、残ったらどうですか?残りませんか?」という方向に持ってきたいのですが、情報網が発達しているので、これからどうするかという話の時には、「どうして岩手では給料がこれだけしかもらえないのですか?」という話になりがちです。生活していく中で、交通費や食費、家賃とか何かいろんなもので使っていくと、結局自分の手持ちに残るお金としては、東京や神奈川などの都会に居ても、地方に居ても、そう変わらないのが実情です。しかし、お給料の基本給や残業時間が多いといったところの比較になると、なかなか厳しいです。

-Q5.【外国人材受入の苦労・注意点】例えば、現在、実習されている技能実習生のみなさんに、日本で頑張って将来どうなりたい?といったキャリアパスを考えてもらう機会はありますか?

十分やれているわけではありませんが、技能実習2号終了の時点というのが一つのターニングポイントになります。2号終了の大体1年ぐらい前から「どうしますか?特定で残りますか?」それとも「3号で残りますか?」「別なところに移りたいですか?」というヒアリングをしています。

その時点では、まだちょっとはっきりはしてない者が多いですが、技能実習生によっては「もっと日本で働いてお金を貯めてから母国に戻りたい。」という者もいますし、家庭の事情で奥さん子供を置いてきて働きに来ている子もいるので「帰ります」など。それぞれの事情があるので、個別に対応しています。

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企業情報

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組合名 国際情報ビジネス協同組合
本社所在地 岩手県盛岡市大沢川原3丁目4-1(M進2階)
連絡先 電 話:019-605-9933 | FAX:019-651-5553
事業内容 1. 共同購入事業
2. 教育・研修事業
3. 外国人技能実習生受入事業
4. 経営革新に関する調査研究事業
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