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お役立ち事例集

2024.03.12

若手社員が未来のリクルーター候補となる新卒採用とは?


今回のテーマは「若手社員が未来のリクルーター候補となる新卒採用とは?」です。
結論から申し上げると、「若手社員がビジョンや仕事の魅力・楽しさを自分の言葉で語り、その文化を次に繋げていく。」です。

新卒採用担当者が幸せになるから、新入社員も幸せ

団塊の世代が抜けた今、新卒採用は、これから先、5年~10年先も、ずっと続いていく一方で、少子高齢化社会となり、新卒の学生数はドンドン減っていきます。
優秀学生は、夏~冬のインターンシップで、内定先企業を選び終えているため、3月の採用解禁後に動き始めていては、時すでに遅く

「25卒の母集団の数が足りない。こうなったら、母集団の質を下げて、目標採用人数を達成するしかない・・。しかし、そうなると、早期離職者が出てしまう可能性が・・・。」という心の声に苦しみ、孤軍奮闘しておられる新卒採用担当者が、最近多い印象です。

さらに、目先の目標採用人数、つまり新卒で採用する(人数=会社の売上)に直結するような業界業種であればあれほど

「25卒採用のご状況いかがですか?」とお聞すると「まだ24卒採用を継続しています。これからの25卒採用が不安です・・・。」という声も頂きます。

新卒採用に対する経験が豊富な方であればあるほど、これから先の出来事を予見できてしまうため、自分の信念を曲げ、新卒採用しなくてはいけない現状に、ため息が出るのだと思います。

私は、新卒採用担当者が幸せになるからこそ、新入社員も幸せだと思うのです。

母集団の数を増やす「マス型」から母集団の質を高める「個別」

だから、この終わりの無い目先の数だけ追い続ける新卒採用、いわゆる母集団の数を増やす「マス型採用」を一旦手放し、母集団の質を高める「個別採用」にチャレンジしてみませんか?

個別採用とは、いま繋がりのある学生を長期に渡り大切に育て、会社のことを「好きになってもらう」アプローチ方法です。このため、学生と年齢の近い若手社員を新卒採用業務に巻き込み、新卒採用担当者の味方「未来のリクルーター候補」を増やすことが大切です。

若手社員が、自分のことや会社の魅力を語ることで、学生は会社への見方(視点)が増えるため、会社のリアルに共感する学生を採用できるようになります。

さらに、このようなプロセスを経て、入社した新入社員に、入社後も新卒採用に協力してもらう文化を、社内に根付かせることで、若手社員の長期定着も見込めます。

自分の信念に基づき、正直に誠実にチャレンジする姿勢

私は、これからの新卒採用とは、10年先の日本や会社を背負っていく若者に、会社の未来を託していくためにも、入社したての新入社員が、毎年、先輩からのバトンを繋ぎながら、自分や会社の魅力を発信していくことで、会社のヴィジョンを「自分事」化し、自己実現していく良い機会だと捉えています。

「本庄さん、そんなの大企業にしかできないですよ。」という声を度々頂きます。確かに、大企業は 1 on 1の導入に積極的です。とはいえ、大企業ではない企業だからこそ、一人一人の社員と丁寧に向き合えますし、会社全体で採用を考える時間を作れると思うのです。

先ずは「やってみませんか?」

やったことのないことは、もちろん不安ですが、自分の信念に基づき、自分に正直に誠実にチャレンジする姿勢は、誰かの勇気に繋がります。

先日、新卒入社1年目から新卒採用担当を任せられている方に「新卒採用のお仕事で一番のやりがいは何ですか?」と質問すると、次のように答えて頂きました。


私は、自分自身が就活生のとき、初めてのオンライン採用でした。コロナ禍で、どうやって就活したら良いかわからなかったです。まわりの学生や、キャリア支援センターの先生に聞いてもわからなかったです。でも、そんなときに、就活の不安に真摯に寄り添ってくれたり、就活に役に立つ情報を提供してくれた採用担当の方がいました。私が入社するしないは、全く関係なく、私に「どんな人生が幸せだと思う?」って、私の人生について真剣に一緒に考えてくれたことが本当に嬉しかったです。自分の不安を聴いてくれる、安心安全の場があることが本当に有難かったです。

このような経験を経て、私は、今、新卒採用を担当させて頂いているので、あの時の私がそうであったように、学生本人が自分では言語化できない、不安の理由や、本当にやりたいことを、色んな視点で問いかけ、引き出せた「あっ!」という気付きの瞬間に立ち会えることが、私の一番のやりがいです。



ありのままの自分であり続けられる安心安全な環境

この話しを聞かせて頂き、とても心が揺さぶられましたし、良くも悪くも、人の心の在り方や信念は、そのコミュニティに循環していくんだろうと腑に落ちました。

このような感動体験を、若手社員が、一緒に働きたいと願う後輩の学生に繋いでいくからこそ、学生から会社のことを「好きになってもらえる」のだと思います。

自分が入社した後のリアルな働き方や、充実したオフの日の過ごし方を、ありありとイメージできるからこそ、安心感に繋がります。そして、入社後も自分や会社の魅力を言語化し、お互いシェアすることで、同期同士の横の繋がりも深まります。

自分の正しさを、人に押し付けることなく、ありのままの自分であり続けられる安心安全な環境があるからこそ、仲間と共に困難を乗越えられる。挑戦できる!』という気持ちになれるのではないか?と、私は思います。

新卒採用担当の皆さんにとっては、自分が採用した一人一人の新入社員の可能性を信じて、入社後1年間の成長プロセスを見守れるというのは、この上ない幸せだと思います。

是非、貴社でも「若手社員が未来のリクルーター候補となる新卒採用」に挑戦してみませんか?

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