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お役立ち事例集

2024.03.01

「推し活」と「タイパ」の新卒採用事例


新卒のZ世代は「推し活」や「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重要視していると言われています。今回は「推し活」「タイパ」をテーマに、Z世代の働く考え方と価値観をご紹介させていただきます。

推し活とは

皆さん「推し活」という言葉をご存知でしょうか?
ひと昔前は「趣味はなんですか?」でしたが、今は「推しはなんですか?」です。

アイドルや俳優、食べ物やスポーツ等の自分が好きな対象を応援することを「○○推し」と表現し、自分の好きなことに情熱を注ぐ活動のことです。

2021年の流行語大賞にもノミネートされました。

好きになってもらうために大切なこと

先日、ある新卒採用担当者から、「推し活を、学生とのアイスブレイクに取り入れている。」と教えて頂きました。例えば、学生の「推し活」の対象「アイドル」のことをさりげなく聞きます。

先ず、自分の「推し」をしっかり自己開示した上で、学生の「推し」を聞いてあげると「私の大切にしていることを理解しようとしてくれている!嬉しい!」という気持ちになりますよね。

新卒採用担当者が「もっとあなたのことを教えてください!」という姿勢を学生に見せることで、学生は自分の好きな「推し」を話せるので、学生は「ありのままの自分」を出せます。

そして、今回の新卒採用担当者の素晴らしい点は、学生と共通な「推し」があると、より親近感が湧くことから、学生と年齢の近い入社1年目の新入社員の「推し」を聞いて、他者理解の練習をされていたとのことです。

学生から、好きになってもらうために大切なことは、お互いの「推し」に共感することです。単純ですが、長い時間でなくても良いので、学生との接触回数を増やし「それ、いいね!」と相互理解を深めましょう。

地道ですが、このような「心のキャッチボール」を継続していくことで、学生は、いざ採用本番となった時、自分のことを理解しようと寄り添い、応援してくれた貴社のことを信頼し、貴社の伝える魅力が、彼ら彼女らの心に届くようになります。

タイパ(タイムパフォーマンス)とは

あと、もう一つ大切なキーワードが「タイパ」です。皆様にとっても、馴染みがあるのではないでしょうか?

タイパとは、「かけた時間(タイム)に対する満足度」を指す俗語です。40代の社会人にとっては馴染みが薄い言葉かもしれませんが、コスパ(コストパフォーマンス)に近いと言えばわかりやすいでしょうか。

例えば1時間調べても解決方法がわからなかった場合、タイパが悪いと言えます。隣の席に座っている先輩に質問して、5分で解決できればタイパが良いと言えます。

昔だったら「自分で調べないと自分の知識にならない。先輩に聞くのは怠慢だ」と怒られたかもしれませんが、Z世代は「無駄を嫌う」「失敗したくない」という考え方のもと、タイパを重要視していると言われています。

伝わるために大切なこと

Z世代の学生は、YoutubeやTiktokなどのショート動画に慣れ親しんでいるため、映画も、1.5倍速、2倍速で鑑賞し「ストーリーの結果を早く知りたい。」ようです。

もう少し踏み込むと、「自分の選択が時間の無駄とならないように、正解を事前に知っておきたい。失敗したくない。」という心理が働きます。

このため、新卒採用の現場では、このような価値観をもつZ世代の学生に対して、例えば、会社説明会等の場で

「今日は●●について、皆さんの時間を30分だけ頂きたいです。」
「この時間で、ご案内するのは、〇〇と〇〇と〇〇です。」

というように、時間とアジェンダを事細かく、事前に共有する工夫があると、彼ら彼女に内容が伝わりやすいです。

まとめ

今回は「推し活」と「タイパ」をテーマに、新卒採用事例をいくつかご紹介させて頂きました。

Z世代と一括りで説明していますが、性格や価値観は十人十色。ただ昔と比較して、「推し活」や「タイパ」を気にする傾向が強くなったことを先輩社員や採用担当が認識できていれば、学生や新入社員へのアプローチ方法や、コミュニケーション方法も変化すると思います。

私は、このような姿勢が、学生や新入社員に「安心感」として伝わるのではないかと思います。 是非、学生や新入社員のセキュアベースになってあげてください。

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