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内定者フォローレポート

2021.09.13

希薄化してきた企業と内定者との関係性づくり【NO.253】

もうすぐ10月になり、そろそろ内定式の準備を考え始める時期になりましたね。今回は新型コロナウイルスの影響で、希薄化してきた企業と内定者との関係性をどう作っていくのかをまとめました。

内々定を辞退する際に選んだ連絡手段

マイナビ 2022年卒大学生活動実態調査において、内々定を辞退する際に選んだ連絡手段の第1位は「電話」(71.3%)。第2位は「メール」(40.6%)あることが分かりました。(複数社に異なる手段で連絡している場合があるため、100%を超えています)。

その連絡手段を選んだ理由を聞くと、第1位は「選考結果の連絡などをいつもその連絡手段で伝えられていたから」(27.3%)、第2位は「人事担当者に申し訳なくて伝えづらいから」(25.0%)、第3位は「相手の時間を取らないほうがマナーがよいと思ったから」(21.3%)との結果になっています。

学生の気持ちも十分に理解できる一方で、採用担当者側としてはlineやメールだけで辞退を伝えられると寂しい気持ちになりますよね。こうした結果は、コロナ禍で「直接伝えたい」という方法は難しくなったことも影響していると思います。

最近、様々な企業の内定者と話をしている中で、コロナ以前と比較して内定先企業との関係性が薄れているような気がします。学生側に内定先企業について質問すると「よくわからない」という回答が増えているからです。

また多いのが「仕事内容や会社のことが気になるが、対面でも質問しづらいのに、ましてオンラインでは質問しづらい…」という意見です。こうした不安を解消するためには、オンラインで相談しやすい雰囲気が大切になってきます。

オンラインで相談しやすい雰囲気づくり

内定者から相談を待つのではなく、採用担当者側から「入社(社会人生活)に悩んでいないか?」と一人ずつ個別に聞くことをおススメします。その場では「大丈夫です」と言われても、後日「実は…」と相談されることも。大事なのは内定者に「相談してもいいんですよ」と伝えることにあります。

大手企業の採用担当者も「これまでは内定辞退しそうな人を事前に予想できていたが、コロナ禍で予想していなかった内定者から内定辞退されることもあった」と言っていました。それほどテキストベースのコミュニケーションは難しいことがわかります。

この問題はリモートワークが上手くいかない組織と似ていると思いまして、「そもそも信頼関係がない」「社員同士のコミュニケーションが薄い」組織はリモートワークが上手くいっていないケースが多いと言われています。

内定者も同じで、就職活動で数回しか会っていない関係性で、年齢も立場も違う採用担当者から「なんでも相談してくれ」と言われても、スグには相談しづらい関係性だと言えます。

関係性を作るためには「決められたプログラム(内定者イベント)をするのではなく、あえて雑談する時間を作る」など対策方法はいくつかあります。関係性を作ることに早道はなく、何回も話し合うことで少しずつ生まれてくるのが信頼関係です。

まとめ

東京都、神奈川、大阪など主要都市では緊急事態宣言が2021年9月末まで延長など依然として対面式のイベントが難しい状況にあります。

今年もオンラインでの内定式を準備している企業が多いと思いますが、学生は不安を抱えたまま参加する人もいるでしょう。内定式は絶好のフォローの場でもありますから、例年以上にコミュニケーションを意識してほしいと思います。

参照:マイナビ 2022年卒大学生 活動実態調査(8月)

https://www.mynavi.jp/news/2021/09/post_31806.html

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