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内定者フォローレポート

2021.04.12

2021年の採用サービス最前線【NO.232】

毎年様々なHRサービスが生まれていますが、今回は2021年に伸びそうな就職・転職系サービスをご紹介させていただきます。

LGBT専門求人サイト

日本最大級のLGBT専門求人サイト「ジョブレインボー」です。2019年に始まったサービスですが、すでに月間アクセスは100万PVを誇ります。中途採用をメインに活用している企業が多いですが、新卒採用でも活用できます。

月額課金、採用課金など料金プランも柔軟に使い分けることができ、掲載企業に聞くと大手ナビ媒体よりも応募が多いとの意見も。掲載申し込み段階で必ずしも「LGBT研修を実施できている」「結婚休暇や産休など福利厚生を平等に利用できる制度が整備されている」必要はなく、「これから取り組んでいく」意志があれば掲載することができます。

いまだLGBTフレンドリー企業を宣言できている企業は少数で、求職者側の選択肢は多くありません。企業側からすると「需要があるが供給できていない」状態とも言え、採用ハードルが高くなければ応募者を集めやすい状況にあります。ダイバーシティ推進(性的マイノリティ)に取り組むならおススメの媒体です。

https://jobrainbow.jp/

面談ごとにお金がもらえる求人サービス

企業が登録者にお金を払って面談する転職マッチングサービスが「ペイキャリア」です。営業やマーケターも採用できますが、エンジニア採用で利用されている企業が多いです。中途採用を担当しているなら「優秀な人材が欲しいが競合他社に奪われる…だからといって採用ハードルを下げることはできない…」と悩んだことがあるはず。

中小企業は知名度や待遇面で大手に負けるため「一度話せば会社の働きやすさやサービスの魅力が伝えられるのに、そのステージにたどり着くまでが難しい」と悩む採用担当者が多いですが、こうした悩みをもっている企業にとって「会えない優秀層」にお金を払えば会えるとしてIT/WEB企業から支持されています。

誰でもお金がもらえるわけではなく、ユーザー側から応募することはできず、企業側からオファーを送って初めて面談が成立する仕組みになっています。かかる料金は面接費用だけで、スカウト送信や採用時には一切の料金がかかりません。

これまでの転職サイトは登録者にスカウトメールが大量に届く問題と、企業側はスカウトメールの既読率・返信率が低すぎる問題を抱えていました。この課題を解決するために登録者には「本気のメールだけが届くシステム」と、企業にとって「100%に近い返信率」という理想を実現するために生まれたのがペイキャリアです。

現在は中途採用サービスになっていますが、今後は新卒採用領域でも同じようなサービスが出てくると予想しています。

https://pay-career.com/

まとめ

採用系サービスは毎年ユニークなサービスが生まれていますが、効果があると言えるサービスは一握りです。日々の業務がある中で「効果があるけど知られていない」サービスを情報収集するのは一苦労ですよね。そんな採用担当者に代わって今後も伸びているサービスがあればご紹介していきたいと思います。

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担当者:本庄 孝司 honjo@surfboard.co.jp

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