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お役立ち事例集

2021.02.02

採用担当のSNS炎上【NO.222】

炎上の経緯

炎上はギークス株式会社で働く採用担当の方でした。ギークス株式会社(東京都渋谷区)は2001年に設立されたゲーム事業やIT人材事業を展開する東証一部上場企業です。

2021年1月、ギークス採用担当者のTwitterアカウントで、会社説明会に参加した学生が「雰囲気が合わない」として10分で抜けたことに対して、「なんか勘違いしてないか」と投稿。これが拡散されてしまい炎上することになりました。

Twitter上のクチコミでは「上から目線」「残念な会社」「10分で判断してもいいじゃないか」「会社と求職者どちらにも選ぶ権利はある」「面接官も10分で判断することがあるのに、志望者側が10分で判断するのは悪いことなのか」「10分で合わないと判断されるだけの会社」等と批判されてしまいました。

その後、その担当者は当該ツイートを削除。名前をイニシャルに変更、プロフィールをすべて削除し、フォローしてくれているフォロワーだけは見られる鍵アカウントに変更しましたが、名前も所属も隠した行為がさらに批判を浴びてしまいました。最終的に稚拙な行為であったと謝罪をしましたが、謝罪の仕方やタイミングなど適切とはいえない対応になってしまいました。

SNSでの炎上対策

たとえ個人的に利用している場合でも会社名を公表していると、個人的な発言が企業の公式見解と受け止められてしまう可能性があります。不適切な対応をした場合、企業の評判に傷がついてしまいます。そうならないためにソーシャルメディアポリシーを作成し、利用する際の基本的姿勢を決めておいたほうがいいでしょう。

防止策とともに炎上してしまった場合の対応方法もあらかじめ決めておいたほうが、企業のブランドイメージへの影響が最小限に抑えることができます。ブログやツイッターで会社名を公表して発言する方が増えていますが、今一度、会社の評判に直結することを意識したほうがいいでしょう。

炎上の背景を考えてみる

採用担当者の発言は炎上してしまいましたが、企業側からすると「10分で退出するのは判断が早すぎやしないか」「ウチに興味を持ってくれて、わざわざ時間を割いて来てくれたのに少し勿体ない…」と思う部分はあるでしょう。10分で不要だと判断されてしまうのは少し悲しいですよね。

退出したときの状況はわかりませんが、途中退出を認めていないのに、途中退出をしたのでしょうか。開始10分で退出したとなると、説明会の雰囲気を壊してしまったのかもしれません。一番前の席に座っている学生が、開始10分で、無言で退出したと想像すると、説明会の司会者も気落ちしただろうなと思ってしまいました。色々な要素が重なって思わずツイッターで呟いてしまったのではないかと思います。

いずれにせよ仮に就活生側にマナー的な問題があったとしてもどうしようもありませんので、「何か段取りの部分で悪いところがあったのかな?」「最初の10分で興味をもってもらえる話を考えよう」と改善点がないか反省し、「次からもっといい会社説明会にしよう!」と前向きに考えてほしいと思います。

まとめ

会社説明会に参加する学生の志望度は様々。100人が参加したら、数%は「選考に進む気はないけど、業界研究のために参加した」「話を聞いてみたら思っていた仕事内容と違っていた」という学生はいます。実際に途中退出するかどうかは別として、10分で帰りたいと思っている学生はいると考えたほうがいいでしょう。

会社説明会では「話を聞いてみたけど自分には合わないな」と10分で判断されても1~2時間我慢して聞いてくれる学生もいると思います。そう考えただけで学生に感謝の気持ちが生まれませんか。学生も忙しい中わざわざ参加してくれているので、謙虚な姿勢で説明会に挑むことを忘れないようにしたいですね。

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