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2023.09.01

サーフボード、外国人材フォローアプリ「つなぐ」の実証実験を令和5年9月から開始

News Topics

2023年9月28日
株式会社サーフボード

外国人材フォローアプリ「つなぐ」
実証実験への参加施設募集

笑顔と信頼で世界をつなぎ
全ての人の成長と発展を大切にします。

 株式会社サーフボード(本社:福井県福井市開発2丁目314、代表取締役社長:田嶋節和、以下 サーフボード)は外国人材フォローアプリ「つなぐ」の実証実験を令和5年9月から開始します。
 サーフボードは「これからは介護福祉業界が直面している社会課題を解決しなければ」と決意し、懸命に介護福祉に従事されている外国人材の方の「笑顔の職場とは?働き方改革とは?」を問い続けた結果、「外国人材フォローアプリつなぐ」で自己中心的利他をベースにした招待制SNSコミュニティ形成することで、モチベーション維持と定着率の向上を目指すサブスクリプション型サービスが誕生しました。

 今回の実証実験で好評価いただければ、本格始動していく所存です。ぜひご協力お願い致します。

背景


日本の少子高齢化の進行に伴い、2025 年度と2040 年度には大幅な介護職員の増加が必要とされています。このまま人手不足が続くと介護業界のサービスや経営が悪化する恐れがあります。
対応策として、東南アジアの外国人材の活用が注目されていますが、地方の介護施設では、外国人の受け入れに慎重な姿勢が多く、特に日本語のハードルや給与面での都市部との競争が課題となっています。
株式会社サーフボードは、新卒採用支援アプリ「Chaku2NEXT(ちゃくちゃくネクスト)」の実績を基に、外国人材の採用と定着をサポートする「外国人材フォローアプリつなぐ」を介護福祉業界に提供します。将来的には、外国人材採用の不安を解消し、新卒採用企業との連携も強化します。

介護福祉業界の課題

 少子高齢化が進行する日本では、今後介護現場での人材不足がさらに深刻になってまいります。2021 年 7 月に厚生労働省が公表した介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数によると、団塊の世代が後期高齢者となる 2025 年度には約 32 万人、高齢者人口がピークとなる 2040年度には約 69 万人を追加で確保する必要があるとされています。このまま、介護人材の人手不足が続くと、介護事業者にとってはサービス低下や労働環境の悪化により離職率の上昇、経営状態の悪化が危惧されます。
解決策として、介護現場における「東南アジア諸国の外国人材」の活用が大きくクローズアップされています。

 しかし、地方の介護施設では、まだまだ外国人材の受入れに対して「不安」や「懸念」を感じている事業所が多く、外国人介護職員の受入が進んでいない状況です。また、日本の介護現場では高水準の日本語能力が求められることから、優秀な外国人材は、より給与条件の良い都会の介護施設を希望する傾向にあります。このような背景から、地方の介護施設は、外国人材からも選ばれなくなり、今後ますます人手不足が深刻化することが予想されています。

外国人材フォローアプリつなぐの特徴

このような課題解決のために「今」求められていることは、地方の受入介護施設が外国人材に給与以外の魅力も訴求し、外国人材から選ばれ、長期的に定着してもらうことです。外国人介護職員が自分らしくイキイキと就労できる魅力的な職場環境にすることです。ただ、ここで注意する点として、受入側の介護施設の方が我慢するという話ではありません。日本人介護職員の方も、外国人材に対して、しっかり本音を伝えることができる環境も必要です。介護は人の命を扱う尊いお仕事のため、時には外国人材に厳しく言わなければいけない部分もあります。そのためには、日本人介護職員と外国人材双方の『信頼関係がしっかりと構築されている』こと が大切です。
まだまだ、外国人材受入業界では、人材定着に関する環境構築 「受入企業と外国人材をつなぐ仕組み」が十分ではないため、株式会社サーフボードは、これまで新卒採用で培ってきた豊富なノウハウを生かし、外国人材受入業界、介護福祉業界が直面している社会課題を「外国人材フォローアプリつなぐ」で解決いたします。

SNS

①相互理解の促進

外国人技能実習生と日本人介護職員双方の
理解を深めるコミュニティ

アンケート

②定期的なフィードバックの導入

外国人材だけでなく、日本人介護職員の意見を定期的に収集し、
施設長に共有するためのアンケート

チャット

③ 双方向の安心環境の構築

外国人材だけでなく、日本人介護職員の本音も聴く仕組み

「外国人材フォローアプリつなぐ」を通じ、外国人材と受入企業が信頼し合い、外国人材と日本人介護職員の双方が安心して働ける環境を構築し、受入企業に外国人材と日本人介護職員が長期間定着する支援をします。
アプリは、外国人材が介護施設への配属前から利用でき、受入介護施設職員が仕事や職員交流の様子などをSNSで紹介。外国人材も生活や仕事の悩みをグループチャットに投稿でき、監理団体の通訳や担当者もチャットメンバーとして参加します。やり取りをチェックすることで、意思疎通の円滑化やハラスメント防止にも繋がります。また、日本人介護職員のほうについても、外国人材のサポートで負担が増え疲れがたまってくることもあります。定期的に日本人介護職員たちの本音を聞くアンケートを採り、日本人介護職員が抱えている外国人材に対する不安や疑問の声を、介護施設の施設長に情報共有できます。

実証実験の概要

 今回の実証実験では、介護施設や監理団体と連携し、外国人材と日本人介護職員の双方が安心して働ける環境を更に強化するためのステップとして、自己中心的利他をベースにした招待制SNSコミュニティの形成により、モチベーション維持と定着率の向上を目指します。

SNS
コンテスト開催

外国人材の「自己紹介」 「日本での生活体験」「叶えたい夢や目標」等を共有する SNS コンテストを開催。インセンティブを与えることで、積極的な参加を促進すると共に、外国人材のモチベーションを高め、コミュニティの一体感を醸成します。また、日本人職員も参加し外国人材のSNS投稿に対して「共感コメント」を付けることで、お互いが本音で話せるような家族のような信頼関係を構築します。

ロール
モデルの紹介

キャリアアップする際の基準を明確にしておくことは、外国人材が目標達成に向けて、どのような知識・技術を培えばよいか考えるための指標となります。外国人材にロールモデルを明示して、キャリアパスを設けることで、自己評価や自信を高め、モチベーションや定着率の向上に繋がります。

スモールステップを応援

日々の努力や成果をハイライトして、感謝の意を示す取り組みを、招待制 SNS 内で実施します。メンバー自らの「成功体験」や「学び」を共有する場となり、これにより、他のメンバーもその経験を元に成長するきっかけを得ることで、成功を再 現しやすくなります。

効果検証内容

 効果検証のため 「実証実験」にご協力頂ける監理団体様や介護施設を10社募集します(2023年9月28日時点:合計10社のうち7社は確定しました)。

モチベや定着率の向上


自らの努力が全体に貢献していると感じ、モチベーションや定着率が向上しています。

信頼関係の向上


外国人材と日本人介護職員双方の理解を深めるコミュニティにより、相互理解が促進され、メンバー間の協力が増えています。家族のようなつながりで信頼関係が向上し、本音で気兼ねなく話し合えるようになります。外国人材が卒業するときには、友達を紹介してくれ、新たな採用に繋がっています。

情報共有


外国人材だけでなく、日本人介護職員の意見も定期的に収集し、施設長に共有されています。個人の成長とコミュニティの利益が一致し、情報やノウハウの共有が容易になっています。

お客様の声

【お客様の声①】
技能実習生の失踪や賃金未払い等が問題になっていますが、信頼関係を築けば問題は起こりません。
連絡を密にすることが大事。また、給与の良い都会に流れがちで、人手不足の地方にとって給与以外の働く環境の良さをアピールすることが大切になってきます。
【お客様の声②】
日本人介護職員の方も、外国人材に対して、しっかり本音を伝えることができる環境が必要です。介護は人の命を扱う尊いお仕事のため、時には外国人材に厳しく言わなければいけない部分もあります。そのために、定期的に日本人介護職員たちの本音を聞くアンケートを採り、日本人介護職員が抱えている「外国人材に対する不安や疑問の声」を、介護施設の施設長に情報共有します。そうすることが、日本人介護職員と外国人材双方の『信頼関係』が構築されることの第一歩であり、定着に繋がります。

大切にしている価値観

 つなぐのコミュニティで大切にしている価値観は 「①夢や目標を掲げ、②心理的安全性の高い環境を作りながら、③自己中心的利他に動いていく」 です。

まず、1つ目は、自分自身が「こうしたい!こうなりたい!」など掲げ、魅力ある夢や目標に意欲的に向かっています。そして、2つ目では、関わるメンバーが「自分はここにいて良い。必要とされているんだ」と感じられる状態、すなわちお互いの強みを活かしあえる「心理的安全性」が担保された関係性を築きます。その上で、3つ目、自分自身が満たされている状態、例えば「自分の好きなこと、得意なことで仲間にも喜ばれる!」といった状態だからこそ、他者への貢献を考えられるようになり、自分が成長することに喜びを感じています。

これらは、楽天大学学長の仲山進也さんが提唱する 「自己中心的利他=自分がやりたくて得意なことをやっていると、喜んでもらえてうれしいからもっとやりたくなる状態」を基盤にしています。

つなぐの目指すところ

 自分自身の幸福や利益を追求することが、結果として他者やコミュニティ全体の利益となる考え方があります。いわゆる、シャンパンタワーの法則です。

つなぐでは、自分の夢や目標を追い求める中で、それを理解して共感してくれる仲間と手を取り合い、相互に支え合いながら成長していくことを目指します。

ここで大切なのは、同じ価値観や目標を共有する仲間たちとのゆるい「つながり」を築くこと。「君の夢や想いに心から共感するよ。何か困ったことがあれば、気軽に相談してほしい」という気持ちで結ばれた関係です。

この考えは、助けを受けたら、次にその恩を返すことで、みんなが持続的に利益を得る「共利」の関係を作る点が魅力です。長い期間で、お互いの成果や成長をサポートし、双方が豊かになる関係を目指します。

私は、日本で就労する外国人技能実習生にとって大切な人とは、時には「厳しいことを言ってくれる人」、「愚痴を言っても受け止めてくれる人」だと思います。
そして、目指す方向性が同じ「仲間」がいて、ポジティブに考えることができ、自分のやりたいことを実現できる「環境」もあると素晴らしいと思います。

『つなぐ』の目指すところとして、このような「人」「仲間」「環境」を大切にできるSNSコミュニティにしたいと願っております。

お問合せ

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① 10社限定の特別 SNS コンテストのご案内
② 新時代のコミュニティ 「つなぐ」のデモご利用案内
③招待制 SNS による新たなコミュニティの構築
④日本人介護職員と外国人材双方の信頼関係構築が定着に繋がる

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