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内定者フォローレポート

2017.07.18

インフラ整備会社を内定辞退した就活生に聞いた本当の理由【No.49】

内定辞退に至る原因は様々な理由が考えられますが、大きな要因に内定ブルーがあります。内定承諾した後に内定ブルーの状態となって入社を辞退する。内定者側からすると本音を伝えづらいため、企業も理由がわからないままになっていませんか。今回は実際に内定ブルーになって入社を辞退した事のある方にインタビューをして、なぜ内定ブルーが起こるのかを考えてみました。

内定ブルーで入社を辞退した方へのインタビュー

インタビューを受けてくださった方はインフラ整備会社から内定をもらうも、入社を辞退したそうです。現在は第二新卒として就職活動中。

Q.インフラ整備会社を受けた理由はなんですか?
A.安定していると思い、両親の勧めもあって就職を目指しました。もともと有機化学系の研究をしていたのですが、内定獲得後に転勤が多い事と出張が多い事を知り、気持ちがどんどんブルーになっていった記憶があります。

Q.どのような企業でも少なからず出張はあると思いますが。
A.出張が嫌という事ではなく、研究室のように決まった場所で成果を上げる事を目標としてきただけに、現場に赴いて仕事をする事に妙な抵抗感がありました。

Q.本当にしたい仕事だったのでしょうか。
A.今思えば、両親に勧められた事と安定している企業だった事を重視しすぎました。本来自分のやりたかった、研究職への思いが諦めきれなかった部分があります。

Q.それで入社を辞退して研究職を目指しているのですか?
A.研究職は目指していません。今さらですが入社辞退した事を後悔しています。同じような職種を第二新卒で目指しているので、あの時の自分は何かのプレッシャーに襲われていて、正常な判断が出来ていなかったのだと思います。

インタビューをさせていただいた方は内定ブルー状態が原因で好ましくない選択をしてしまったのですね。次の会社もスムーズに内定がもらえるよう願っています。

安定志向の学生を襲う内定ブルー

今回のインタビューで企業に何かしらの問題がある訳ではなく、内定ブルーによって判断能力が一時的に落ちてしまう傾向もある事が分かりました。

大手就活サイト運営会社がおこなったアンケートではここ数年の就活生は安定志向が続いていますが、内定承諾後は「安定志向という理由で入社してしまっていいのか?もっと別の選択肢があるのではないか?」と誰しもが自分の決めた就職先に対して不安になります。

まとめ

今回のインタビューした学生さんに聞いたところ、内定者懇親会はあったそうです。しかし、カジュアルな場では相談しづらい空気があったため、そのときは採用担当者に相談できなかったそうです。内定者懇親会を実施して安心してしまう企業もいますが、内定者をサポートする難しさを痛感しました。

内定者の人数にもよりますが、一人ひとりしっかり話を聞く事ができればベストですが、業務範囲が広い人事担当者にとって負担は大きく、効率化の難しさがあります。内定者は一人で不安を抱えてしまいがちですが、人事担当者が内定者に寄り添ってサポートすることが求められています。

今回の話を聞き、Chaku2NEXT(ちゃくちゃくネクスト)が内定者と求人企業の双方の課題を解決できるサービスとしてお役に立てるよう、頑張っていきたいと改めて決意しました。

コラムPDF版はこちらからダウンロードできます↓
内定辞退をした就活生に本当の理由を聞いてみた(129KB)

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