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内定者フォローレポート

2016.11.14

文系学生と理系学生への内定者フォローの違いと注意点【No.11】

就職活動では理系限定説明会や理系積極採用など文系と理系で区別して採用活動を進めている企業が多くいますが、内定者フォローにおいても文系と理系を区別する必要はあるのでしょうか。文系学生と理系学生とでどういった特徴があるのか、どういった点に注意すればいいのか、文系学生と理系学生の内定者フォローの違いと注意点をまとめました。

文系学生の就職活動

文系学生の就職活動は企業説明会、ES(エントリーシート)、筆記試験、面接、内定と一般的な流れになっています。大学で学んできたこととは関係のない業界へ就職し、理系と比べ専門スキルがないために、どの業界でも選べるというのが文系の就活の特徴です。

理系学生の就職活動

理系学生(理学、工学、農学系)の就職活動の特徴は選択肢が多いことです。就職活動を始める前に「進学か就職」「自由推薦か学校推薦」「専門分野か専門以外の就職」を決めなければいけません。文部科学省「平成28年度学校基本調査」の調査では大学院進学が約35%、学部卒業後に就職するのが58%でした。

企業側の理系学生への採用意欲はかなり高い傾向にあるため、内定までのハードルは比較的低いです。特に理数系学部や工学部在籍でエンジニア志望の学生には企業側からのアプローチも多くあります。

一方で、研究室によってはなかなか就職活動の時間がとれません。そのため研究と就職活動を両立するために少ない志望社数(エントリー数)で決める傾向にあります。内定後も「この企業で本当に良かったのか?」と自分の選択が本当に正しかったか悩む人も多いです。

文系学生への内定者研修・フォロー

大学や学部にもよりますが、順調に単位を取得できていれば4年生の前期終了の段階で卒業に必要な単位を確保している人が多い傾向にあります。そのため9月以降は時間に余裕のある状況にあります。企業の受け入れ状況や学生の希望次第では早い段階で受け入れ態勢を整えてもいいと思います。内定者を対象に短期・長期インターンシップもしくはアルバイト募集をする企業もいます。

インターンシップは大学3年生が対象だと思われるかもしれませんが、内定後の4年生を対象に企業や仕事への理解を深めてもらうことや早期戦力化を目的に実施する企業が増えてきています。実際に働いてもらったり、インターンシップのサポートをしてもらったりすることで、社員になるという自覚が高まる効果があります。仕事を早めに経験したい学生がいれば、簡単なアルバイトを体験させてあげてもいいかもしれません。

理系学生への内定者研修・フォロー

理系学生は4年生になっても忙しい学部が多いです。研究室の学生は4年生や院生になっても研究に多くの時間を割かれています。そのため就職活動が終了しても、かなり忙しい状況にあります。研究室にもよりますが卒業研究に数ヶ月ほど時間がかかる人もいます。

内定者懇親会の開催などにあたって不参加が続いても、参加する意思がないわけではありません。企業側が開催時間や時期について配慮が必要です。また内定者フォローはメール中心になってしまい、直接話す機会も減ってしまいがちです。学生が不安を感じないように企業側から積極的に情報発信してあげることを心がけましょう。

まとめ

一般論としてですが文系学生と理系学生の内定者フォローについて違いをまとめました。文系と理系で大きく状況は異なりますが、共通して言えるのは企業が個人個人の特徴や状況を把握することが大切だということです。文系と理系の違いをわからないまま研修やフォローをしてしまうと無理をさせてしまい、内定辞退を招きかねません。そうならないためにも、内定者一人ひとりにあったサポートに注意してください。

コラムPDF版はこちらからダウンロードできます↓
内定者フォローレポート⑪文系学生と理系学生への内定者フォローの違いと注意点

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