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内定者フォローレポート

2017.08.07

就活生が会社選びで重視する基準・ポイント前編【No.52】

就活生は様々な情報を収集してエントリーしたい企業を選びます。その際にほとんどの学生は待遇、給料、福利厚生をしっかりと見ますが、その次に重要視する事は大きく二つに分かれます。それはどんな内容なのか前後編に分けてまとめてみました。

クオリティ・オブ・ライフを重視する就活生

就活生は自分の希望する会社を探す際に、様々な条件や環境を調べます。知名度の高い大手企業であれば会社名で直に検索されますが、中小企業の場合は会社名での検索はほとんどなく、給与・職種・勤務地・転勤なし等の条件などの検索軸でヒットすると思ったほうがいいでしょう。

ほとんどの就活生は職種や勤務地などの基本条件を基準にして、理想と近い会社が探します。見つかった場合には、さらに募集条件の確認や企業研究を進める事になります。

企業研究の方法として会社説明会、会社訪問で具体的な話を聞いたり、採用ホームページやクチコミ評判サイトで情報収集をしたりしますが、就活生によって何を求めるかに大きな傾向の違いがあります。

一つ目は生活の質(QOL)を重視する学生です。趣味など個人の時間を大切にしたいため、会社の残業時間の量や労働環境を気にします。二つ目はスキルアップを重視する学生です。業界や業種の将来性、会社の将来性、身に付けられるスキルや経験を気にします。

大きく分けると、この二つのどちらかを重視している、もしくは両方重視している傾向にあると思われます。それぞれにおいて前編と後編に分けて詳しく説明させていただきます。

社会問題となっている残業時間

残業時間がどの程度あるのかを気にかける就活生は多いです。残業行為自体に抵抗が無くとも、残業時間は気にします。なぜなら昨年から大手広告代理店での過労死問題が大きく取り上げられたりしているため、就活生もかなり敏感になっているからです。

過労死ラインとされている月に100時間を超える残業をさせる企業は多数あることを就活生も周知の事実であり、隠そうとしたり誤魔化したりすると、逆に怪しいと思われてしまうため、積極的に情報公開したほうが得です。

また就活生は自分の身体及び自分の時間を優先する人が増えていると言われています。この理由として、終身雇用が崩壊している一般企業において、会社に尽くす魅力が低減したと考えられます。ある意味でダラダラとした残業を認めず、限られた時間で成果を上げることに集中してくれるため、プロ意識が高いと言えるかもしれません。

みなし残業時間の問題

残業時間と違い、説明を省略されやすいのが、みなし残業代や固定残業代についてです。ある程度の残業が予め予想される会社は、最初から残業代を含めた金額を設定します。厚生労働省の調査では、約10%の会社がみなし残業(みなし労働時間制)を採用されているそうです。

職種や時期によって残業時間の幅が全く違う会社もあり、「誤解が生まれるので下手に公表したくない」と考えている人事もいると思いますが、雇用契約書での取り交わしの際に説明するとトラブルになるケースもありますので、事前に伝えておいたほうが揉めません。

また就活生は「みなし残業とは、必ず残業をしなくてはならない時間」と勘違いしている人が多いです。みなし残業時間が多いとブラック企業だと考えてしまう人もいます。社会人にとっては当たり前の知識ですが就活生は知りませんので、誤解が生まれないように丁寧に説明してあげてほしいと思います。

関連記事:就活生が会社選びで重視する基準・ポイント後編

まとめ

しっかりと残業時間について把握・説明できるようにしておくことが重要です。残業時間が多いことは、労働環境が悪い事と同じとみなされます。もしも過度に残業時間が多ければ是正することから始める必要があると思います。優秀な人材を確保するためにも、まずは社内の労働環境の改善から始めてみませんか。

コラムPDF版はこちらからダウンロードできます↓
就活生が会社選びで重視する基準・ポイント前編(147KB)

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