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内定者フォローレポート

2017.05.08

採用担当が選考面接で就活生にしてはいけないNG質問【No.39】

採用担当者は短い面接時間で多くの情報を入手するために様々な質問を投げかけます。しかし、一次面接や二次面接の段階ではしない方がいい質問もあります。就職差別につながる不適切な質問として思想・信条・宗教・支持政党などは広く知られていますが、それ以外にもNGな質問はあります。

面接官が意図していなくても学生側にとってはパワハラやセクハラに感じた質問や、印象を悪くしてしまう質問とは何か。採用クチコミサイト、Q&Aサイトで議論されている中の一部をご紹介させていただきます。

質問:どれくらいの期間、働くつもりがあるか

会社にとっては帰属意識を持ってもらいたい気持ちが強く、可能であれば定年まで長く働いて欲しいという気持ちから質問をするケースが多いです。しかし、面接の段階でこの質問をしてしまうと学生は委縮する傾向にあります。

長く働けるか、長く働くに値するか、それすらも分からない段階でこの質問をされると学生は悩んでしまいます。なぜこのような質問をしてくるのだろうか。経営状態が良くないのだろうか。なにか人事関係のトラブルがあるのだろうか。と考えてしまう学生もいるようです。

質問:恋人の有無、結婚の時期

面接官としては「長く働く意思があるか」「結婚しても続ける意思があるか」を確認したいときに質問をします。確かにせっかく採用した女性が入社すぐに結婚を機に退職してしまっては困ってしまいますよね。しかし、女性からは警戒をされてしまい、本当のことを話してもらえない場合もあります。

会社としては当然知りたい情報なのですが、面接でこの質問をストレートに訊いてしまうと学生は身構えてしまいます。ある就職サイト調査では10人に1人はこの質問をされた経験があるそうですが、プライベートの話に対してあまり深入りすると良くないケースです。

質問:妊娠したらどうするか

面接官としては「長く働く意思があるか」を確認したいときに質問をします。前述の質問に似ていますが、この質問の場合は回答の選択肢がかなり限定されている中で回答しなければいけません。退職する、産休を取る、転属を願う、どの答えも学生に回答させるには難しいと言われます。

学生としてはセクハラ質問と捉える方もいます。また、答えにくい質問に答えさせる、と受け取る学生もいるでしょう。最近ではSNSなどで、どのような質問をされたかという投稿が話題になりますので、気をつけておきたい部分です。

質問:転勤に対してどうするか

将来的に転勤の可能性がある場合には、予め学生に聞いておきたい質問です。理解しておくべきは回答がなんにせよ、学生は「仕事の内容を十分に理解できていない上で回答している」ことです。働いているうちに海外に興味を持ち始めたり、結婚したり状況は変化します。

また将来的な不確定要素を考えて「わからない」と回答する学生もいます。「転勤は問題ありません」と回答する学生が好まれやすいですが、この質問で合否を判断するのは早いと言えます。学生から答えを引き出すよりも、転勤の可能性があるという含みを持たせた確認に留めるのが良いでしょう。

質問:弊社が不採用だった場合どうするか

面接官としては「入社意欲や志望動機」を確認したいときに質問をします。学生の心の中では「残念ですが、他の会社の就職活動を頑張る」といった回答しかありません。ところが、その答えを言う事で印象が悪くなってしまう事もまた知っています。

答えが分かり切っている質問や、回答の選択肢がない質問は、学生にとって圧迫感や不信感を抱かせる要因になります。「突拍子もない質問をしたときの態度や反応を見たい」と考える面接官もいますが、あまりおススメはできない質問です。

まとめ

傾向としてはセクハラ・パワハラと捉えられかねない質問は避けた方が無難と言えます。また、明らかに正解のある質問・正解のない質問も、学生を委縮・混乱させる原因になります。

予め回答を準備している学生を見極めたいのであれば問題ありませんが、偏った選考にならないように注意してください。面接担当官としては他意のない質問であっても、学生がどう捉えるかを慎重に考えなければいけません。

コラムPDF版はこちらからダウンロードできます↓
採用担当が面接で就活生にしてはいけない質問(142KB)

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