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内定者フォローレポート

2017.04.03

新卒採用の面接シート・評価基準まとめ【No.34】

新卒採用は同時期に短期間でたくさんの学生を複数名で評価しなければいけません。面接ではできるだけ主観的な判断をなくし、客観的に公平公正な判断をする必要があります。そのため面接シート・評価基準が重要になってきます。一次面接を始める前に準備しておくべき面接シート・評価基準をまとめました。

はじめに

新卒採用では就活生全員を同じ面接官が評価するわけではないので、評価基準がぶれないようにしなければいけません。そのため統一した評価基準が重要になります。評価基準が明確であれば普段面接をしていない若手社員が担当しても、ぶれのない評価ができます。

ただし評価シートに縛られ過ぎるのはよくありません。評価シートに縛られ過ぎると就活生の本質的な人柄や魅力を理解できないまま面接が終わってしまう場合もあります。また評価シートだけで判断すると「事前準備が出来ている優等生タイプ」に偏ってしまうことも考えられます。面接シートは各企業が募集内容や募集職種と照らし合わせて独自に作成するのが望ましいです。

一般的には「ヒアリングシート」「人物・マナー評価シート」「希望条件シート」の3つのうちどれか、もしくは複数を総合的に利用して評価するケースが多いです。各シートは5段階評価を中心に自由記入欄を設けることで、多角的に判断できるようにします。よくある評価基準や定番質問をまとめました。

評価ポイント・評価要素

責任感、公平性、計画性、信頼性、創造性、持続性、協調性(チームワーク)、好奇心、向上心、忍耐力、集中力、企画力、折衝力、説得力、経営力、洞察力、専門力、慎重さ、正確さ、誠実さ、チャレンジ精神、リーダーシップ、対人関係能力

ヒアリングシート

自己紹介、長所・短所、学生時代に頑張ったこと(学業・サークル・アルバイト)、一番の成功体験、印象点、懸念点、二次面接で確認してほしい事、自由記述、総合評価

人物・マナー評価シート

入室時:ノック、始めの挨拶、ドアの閉め方、着席前挨拶、着席
身だしなみ:髪、服装、清潔感があるか、
自己紹介:話し方、内容、声が小さくないか、ハキハキ話せているか
面接態度:肘をついている、相槌を打っている、積極的に質問をしている。
質疑応答:失礼な質問がある、何も聞かない、定番通りの質問をする
退室時:挨拶ができている、あいさつしながら出る、お辞儀ができている

希望条件シート

希望職種、出身地、仕事の優先順位(仕事をする上で大切にしている事)、志望理由(なぜ当社を志望したのか)、希望部署に配属されなかったら、希望勤務地(理由含め)、転勤について、どんな業界を受けているのか(理由含め)、選考中の他社状況、想定業務、最終面接で確認したい事、自由記述、総合評価

注意点

就活生側から悪い評判を聞かれるのが「評価シートだけ見ている面接官」です。「面接中に一度も目線が合わなかった」という企業もいるそうです。意図していなくても評価シートを見ながら質問をすると、就活生側からは悪い印象を与えてしまいます。

特に若手社員や面接に不慣れな社員に担当してもらうと、面接シートの確認や記載に集中しすぎてしまい失敗してしまうケースが多いようです。圧迫面接でもない限りは就活生の目を見ながら質問をすることを心がけてください。

関連記事:書類選考・エントリーシート(ES)5つの評価基準

まとめ

同じ企業でも項目内容を毎年ブラシュアップさせ、変更している企業もいます。また応募時に提出してもらったエントリーシート(ES)や、前の選考の最後に書いたアンケート等を参考にして質問をする面接官もいます。

面接シートや評価基準に正解はありません。面接で評価するポイントは業種や職種ごとに違いますので、自社に合った評価基準を利用して、末永く活躍してくれる社員を採用してほしいと思います。

コラムPDF版はこちらからダウンロードできます↓
就活生フォローレポート34 新卒採用の面接シート・評価基準のまとめ

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